初期虫歯の対応ついて|菊川・森下の歯医者|菊川レオン歯科クリニック|土日診療

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医療コラム

初期虫歯の対応ついて|菊川・森下の歯医者|菊川レオン歯科クリニック|土日診療

初期虫歯の対応について

こんにちは。東京都墨田区の菊川レオン歯科クリニックです🦁

今回は、初期虫歯(CO)と診断された時の対応についてお話しいたします

 

結論から言うと、初期虫歯と診断されても歯を削りません。
では、どのような対応がベストなのでしょうか。

 

そもそも初期虫歯は「脱灰」と言って、歯の表層であるエナメル質のリンとカルシウムが溶け出している状態で、まだ穴は空いていません。
見た目は表面が白濁したり、奥歯の溝が茶色くなっているのが特徴です。
この場合、基本的にはブラッシングで「再石灰化」を促して、経過を見ます。
なぜなら、脱灰しただけなら、自然に治ったり進行が止まる可能性があるからです。

 

再石灰化とは、溶け出したリンとカルシウムが自然とエナメル質に戻っていく現象の事を言います。
唾液には、もともとエナメル質に含まれる大量のリンやカルシウムが溶け込んでいます。
正しいブラッシングやケア方法を習慣化させれば、唾液の質が良くなり、再石灰化を促進させる事ができます。

 

しかし、再石灰化ができない事で自然治癒せず、穴が空いてしまう場合もあります。
それがC1(エナメル質う蝕)と言って、エナメル質に穴が空いてしまった状態の事です。
C1〜C4は歯を削って治療が必要な状態です。
そうならないためにも、普段のケアや定期検診が重要になります。

虫歯のリスクを引き起こす脱灰を防ぐ方法は、ブラッシング以外にもあります。
例えば、フッ素塗布やシーラントと呼ばれる処置もあります。
詳しくは、当院の過去のコラム記事をご参照ください。

 

虫歯治療において、早期発見が非常に重要です。
ご自身やお子さまの歯を鏡でよく観察したり、普段のブラッシングに加えてデンタルフロスを使用する事もおすすめです。

そして何より重要なのが、定期的に歯科検診を受ける事です。
歯科医院での検診では、歯科医や歯科衛生士によってレントゲンや特殊な器具を使って細部まで確認する事ができます。

 

もし虫歯が見つかってしまったとしても、正しいケア方法をお伝えしたり、患者様に寄り添った治療をご提供致しますので、ぜひご来院ください。

 

菊川レオン歯科クリニック院長新井 一平 新井 一平

記事監修

菊川レオン歯科クリニック
院長 新井 一平

資格・所属学会

  • 日本口腔インプラント学会専修医
  • 日本歯科審美学会

修了コース

  • Straumann Immediate & Esthetic Implantコース修了
  • Straumann Overdentureコース修了