抜歯するか残すか
こんにちは。東京都墨田区の菊川レオン歯科クリニックです🦁
今回は、虫歯が進行した歯を抜歯するか残すかについてお話しします。
虫歯の進行度合いによっては抜歯するか、それとも可能な限り残すかと言う選択肢が出てきます。
当院では、いかなる補綴物にもご自身の歯には変えられないという考えから、極力患者さまご自身の歯を残すよう努めております。
虫歯の進行度合いは、C1、C2、C3、C4に分られます。
虫歯が進行した歯の抜歯か保存の選択を余儀なくされるのはC4の段階です。
C4とは
歯根まで進行した虫歯です。
歯根の部分まで虫歯菌が侵入し、歯の大部分は溶けて崩れ、末期の虫歯の状態です。
この段階では痛みを感じる神経自体が壊死しているため痛みを感じません。
しかし放置するとやがて歯根部に膿がたまり激痛を生じやすくなります。
麻酔も効きにくく、歯を残存することも難しくなります。
C4の治療法
ほとんどのケースは抜歯が必要となります。
特に歯茎の下(骨縁下)まで虫歯が深く進んでしまったケースです。
抜歯をした場合、インプラント等で補綴します。
虫歯の進行が骨縁下ギリギリ及んでいないケースは歯周外科治療で歯を残すこともあります。
先述した様に、ご自身の歯を残すことが最善ですが、残せない歯を残すことにはデメリットもあります。
無理やり歯を残してしまうことにより、細菌が骨にまで感染してしまいます。
細菌感染した骨は、次第に溶けてなくなってしまいます。
それにより、インプラント処置が難しくなります。
虫歯が深く進行してしまった歯は十分見極めた上で抜歯するのが良いです。
また、抜歯となった場合もインプラントと言う選択肢もあります。
最善の治療法をご提案させて頂きますので、ご相談ください。
インプラントの無料相談も承っております。
詳しくはホームページの診療案内をご覧ください。
記事監修
菊川レオン歯科クリニック
院長 新井 一平
資格・所属学会
- 日本口腔インプラント学会専修医
- 日本歯科審美学会
修了コース
- Straumann Immediate & Esthetic Implantコース修了
- Straumann Overdentureコース修了