乳歯の生え変わりについて

こんにちは。東京都墨田区の菊川レオン歯科クリニックです🦁

今回は、乳歯の生え変わりについてお話しいたします。

乳歯は全部で２０本あります。
乳歯が抜けて、永久歯が生えそろうと２８本になります。（親知らずがあれば３２本になります。）

乳歯の生え変わる時期

乳歯の生え変わりは、だいたい小学校入学前の５歳前後から始まり、小学校６年生の１２歳前後くらいまで続きます。
乳歯の抜ける時期は個人差はありますが、目安として８歳くらいまでに生え変わりが始まれば問題ないのでご安心ください。
ただ、生えてくると言われている時期より１年以上過ぎても生えてこない場合は歯科医に相談しましょう。

生え変わる順番

一般的には、まず下の前歯の２本から生え始めます。
そしてほぼ同時期に「６歳大臼歯」と呼ばれる大臼歯が生えてきます。
その次に、７歳を過ぎる頃に上の前歯が抜けて、永久歯に生え変わります。
１２歳を過ぎる頃になると、「１２歳臼歯」と呼ばれる第二大臼歯が生え、永久歯が生え揃います。
永久歯の生えてくる時期や順番についても、個人差は大きいです。

乳歯もそうですが、生えてきた永久歯は特に虫歯になりやすいので注意しましょう。
生えてから２〜３年程度の期間は歯質も弱く表面も整っていません。
そのため、生え変わりの時期は虫歯予防に気をつけることが大切です。
お子さまご本人のブラッシングに加えて、大人の方の仕上げ磨きが重要になってきます。

︎よくあるご質問

乳歯が抜けないうちに永久歯が生えてきた場合、抜いた方が良いのかというご質問を頂きます。　
永久歯に悪影響を及ぼす可能性がある乳歯は基本的に抜歯を行います。
程度によりますが、乳歯がグラグラと揺れている場合は自然に抜けるのを待ちます。
しかし、全く乳歯が全く動かない場合は歯並びに影響が出てしまうので抜きます。

何か少しでも心配な事がありましたら、ぜひご相談下さい。