
目次
口腔内の乳酸菌
こんにちは。菊川・森下の歯医者 菊川レオン歯科クリニックです🦁
今回は、口腔内の乳酸菌についてお話しします。
口腔内にはたくさんの微生物が存在しており、その数は腸内よりも多いとされています。
善玉菌と悪玉菌が存在し、腸内と環境が似ています。
今回は善玉菌を増やしたり、悪玉菌を減らす効果がある乳酸菌について、いくつかご紹介します。
乳酸菌は善玉菌を生み出し、善玉菌は歯周病の原因であるジンジバリス菌やむし歯の原因となるミュータンス菌の悪玉菌からお口の中を守ります。唾液に含まれる乳酸菌は年齢とともに減り続けるといわれています。
様々な乳酸菌
L8020:むし歯の経験がない口腔内から見つかった乳酸菌
・口腔内のpHを整える(酸性から中性へ)酸性に傾いたままだとむし歯になります
・カンジダ菌の抑制 口腔内の常在菌であるカンジダ菌のバランスを整え日和見感染を防ぎます
・むし歯予防 むし歯の原因であるミュータンス菌を抑制します
・歯周病予防 歯周病菌がだす毒素に対し抗菌性を示します
LS1:ヒト由来の乳酸菌
・口臭の抑制 悪臭をはなつ歯周病菌の減少により口臭が抑制されます
・口腔内環境を整える 口腔内の酸性やアルカリ性などpHの環境が整えられることで、むし歯菌や歯周病菌の活動を抑制し、むし歯や歯周病の予防につながります
WB2000:ヒト由来の乳酸菌
・バイオフィルムの抑制 歯の表面にまとうヌメヌメ汚れのバイオフィルムを発生しにくくします
・むし歯予防 むし歯菌の出すむし歯の原因となる不溶性グルカンを抑制します
・口臭予防 歯周病菌の増殖を抑制し口臭を予防します
WB21:ヒト由来の乳酸菌
・ピロリ菌・カンジダ菌の抑制
・歯周病予防 歯周病菌の増殖を抑制し、抗菌作用をもたらします
ラクトバチルス・ロイテリ菌:口腔から大腸までの消化管に定着できる母乳由来の乳酸菌
・歯周病の予防 有害な悪玉菌を感知した際に抗菌作用を出すことができます
歯ブラシやフロスなどの日々の口腔清掃は最も大切ですが、乳酸菌などで善玉菌を取り入れることにより、お口の中の環境を整えることで、消化器環境を改善し、免疫調節に働きかけ、病気の予防にもつながります。
ヨーグルトやタブレットにこれらの乳酸菌入りで機能性表示食品として含まれていたり、乳酸菌含有の歯磨剤や洗口剤などもあったりと、様々な形で販売されています。
日々のケアに乳酸菌でお口の中の環境づくりもとりいれてみませんか?

記事監修
菊川レオン歯科クリニック
院長 新井 一平
資格・所属学会
- 日本口腔インプラント学会JSOI専修医
- 日本歯科先端技術研究所認定医
- 日本歯科審美学会
修了コース
- Straumann Immediate & Esthetic Implantコース修了
- Straumann Overdentureコース修了