歯ぎしり・食いしばりの悪影響|菊川・森下の歯医者|菊川レオン歯科クリニック|土曜診療

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医療コラム

歯ぎしり・食いしばりの悪影響|菊川・森下の歯医者|菊川レオン歯科クリニック|土曜診療

歯ぎしり・食いしばりの悪影響

こんにちは。東京都墨田区の菊川レオン歯科クリニックです🦁

今回は、歯ぎしり・食いしばりの悪影響、予防法についてお話しいたします。

 

・朝起きるとアゴが疲れている

・口を開けるとアゴがカクカク鳴る

・頬の内側に噛んだあとがある

・就寝中に歯ぎしりをしていると、指摘されたことがある

・歯の詰め物が取れやすい

・知覚過敏の症状がある

・日常的に肩こりや頭痛がある

 

このような症状がある方は、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているかもしれません。

 

歯ぎしりとは

無意識に行われる歯ぎしりや食いしばりの癖を『ブラキシズム』といいます。

ブラキシズムは、自分の体重の2~5倍もの負担を歯にかけています。そのため、日々繰り返されてしまうと歯は徐々に削れ、最悪の場合欠けたり割れたりすることがあります。

原因としては、歯並びや噛み合わせが悪かったり、日常のストレス、不安定な噛み合わせなどがあります。

子供の場合は、乳歯が永久歯に生え変わる時期に口の中がむず痒くなり、無意識に歯ぎしりをすることがあります。成長とともに改善される場合がほとんどで、永久歯に生え変わったあと歯ぎしりが続かなければ特に問題ないです。

 

歯ぎしりの種類

・グライディング

ギリギリと上下の歯を強く噛んだ状態で横に擦り合わせる動きです。最も歯にダメージを与える歯ぎしりです。

・クレンチング

食いしばりや噛みしめなどと言われます。上下に歯をぎゅっと強く噛みしめる癖です。音が出ず指摘されることが少ないため無自覚の方が多いです。

・タッピング

上下の歯をカチカチと嚙み合わせる癖です。タッピングをする人の割合は比較的少ないです。

 

 

ナイトガードによる予防

ナイトガードとは、歯ぎしりや食いしばりから歯を保護するためのマウスピースです。

アゴへの負担も軽減することができます。患者様の歯型を取って作製するので、歯にピッタリフィットします。

 

ナイトガードの種類

・ソフトタイプ

装着時の違和感が少ないですが、歯ぎしりや食いしばりが強い方だとすぐに穴が空いてしまうことがあります。

・ハードタイプ

硬いため違和感やきつい感じが生じることがありますが、顎関節症や歯ぎしりへの効果は高いです。

 

ナイトガードのお手入れ方法

お湯だと変形することがあるので必ずお水で洗うようにしましょう。歯磨き粉はつけずに柔らかめの歯ブラシで内面をこするようにしてください。気になるようなら食器を洗う中性洗剤を使ってください。

また、マウスピース専用の洗浄剤を使ってもらうのもおすすめです。目に見えない汚れやにおいもすっきり落とせます。普段は水洗いで週に1回程度洗浄剤を使うのもいいですね。

マウスピースは熱に弱いので直射日光を避けて保管するようにしましょう。

 

歯ぎしり・食いしばりでお困りの方、ナイトガードを作ってみたい方はぜひ一度ご相談ください。