詰め物が外れる原因|菊川・森下の歯医者|菊川レオン歯科クリニック|土曜診療

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医療コラム

詰め物が外れる原因|菊川・森下の歯医者|菊川レオン歯科クリニック|土曜診療

詰め物が外れる原因

こんにちは。東京都墨田区の菊川レオン歯科クリニックです🦁

今回は、保険の銀歯を例に、歯の詰め物が外れる原因ついてお話しします。

歯の詰め物は接着剤でしっかりと接着していますが、ある要因で外れてしまう事があります。
その要因で挙げられるのが大きく3つあります。

 

接着剤の劣化

詰め物は材質にあった専用の接着剤でつけています。
しかし、時間が経つにつれて市販のセロハンテープや接着剤と同じ様に劣化していきます。
そうすると、詰め物が外れやすくなってしまいます。

 

二次虫歯

まず二次虫歯とは、過去に虫歯になって治療した歯が再び虫歯になることです。
通常は虫歯を治療する時に、虫歯部分を削ってレジンを詰めたり、金属を被せたりします。
しかし、その詰め物と歯の間に虫歯菌やプラークと呼ばれる歯垢が入り込んでしまうことで二次虫歯となってしまいます。
治療している歯は一度削られているので、治療を受けていない歯より虫歯が進行しやすいという特徴があります。

歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりや食いしばりなどの噛む力は、接着剤の能力を超える程強いものでもあります。
そう言った過剰な力が詰め物が破損する原因になることもあります
加えて、詰め物は長年使い続けると徐々にすり減って薄くなる事があり、これも詰め物が取れたり破損したりする原因になります。
それを防ぐためには、マウスピースをつけて歯に過剰な力がかからないようにする方法があります。
歯ぎしり用のマウスピースは保険適応で作る事ができるので、ご相談下さい。

 

保険の銀歯は一般的に3年から5年程しか保たないと言われています。
もし銀歯が外れてしまった場合は、詰めていた歯と詰め物自体に問題がなければそのままつけ直すこともできますが、再治療が必要な場合もあります。
その場合、さらに歯を削る事が考えられます。
そう言った銀歯による再治療のリスクを少しでも減らせるのが、セラミックです。
銀歯とセラミックの違いに関しては、また次回お話しします。

 

当院では、詰め物の種類に応じた形成デザインと、接着剤の質にこだわり治療をしています。
詰め物、被せ物でお困りの方は、ぜひご相談ください。